緊張しない方法を40年探して見つけた「クンバハカ」呼吸法の効果

子どもの頃から人前での演奏や話に強い緊張を感じてきました。すなわち、心臓が高鳴り、声が震えるという悩みがありました。この問題を解決するため何十年も色々な方法を試しました。しかし、50代の今でも完全には治っていません。

私にとって人前で話すことは人生をかけて克服したい課題でもあり恐怖でもある

努力してきたこと

まず、緊張をなくす方法の本をいろいろ読みました。また、関連するセミナーにも参加してきました。さらに、場数を踏むことも意識的に取り組んできたのです。それにもかかわらず、残念ながら緊張は改善しませんでした。

震えながら前に進む覚悟

実際のところ、緊張症は生まれ持った性格の一部だと感じています。言い換えれば、大切なのは震えながらでも前に進もうとするのか、あるいは諦めてしまうのかの違いなのです。

現在はテレビ出演やセミナー講師の仕事をしています。それでも、やはり震えるほどの緊張は常につきまといます。そんな中で、一方、心拍数が上がって平常心を保てない時に役立つのが「クンバハカ」呼吸法です。特に、このやり方を実践すると、気持ちが落ち着き、緊張が和らぎます。


クンバハカを使った呼吸法のやり方

1.姿勢を整える

まず、背筋を伸ばし、肩の力を抜いてくつろいだ状態で座ります。

2.息を吐く

次に、口からゆっくり息を出し、おなかをへこませながら10〜15秒かけて全部吐きます。

3.肛門を締める

その後、息を吐き切った後、肛門を軽く締めることがこの呼吸法の重要なポイントです。

4.息を吸う

続いて、鼻からすーっと息を吸い込みます。良いものを取り入れるイメージを持ちましょう。

5.息を止める

そして、吸い込んだ後、肛門を締めたまま5拍ほど息を止めます。

6.吐き出す

最後に、口からゆっくりと息を出します。


このやり方を何回か繰り返すと、要するに、緊張が和らぎ、心が落ち着きます。また、結果として自律神経のバランスも整い、リラックス効果も高まるとされています。


まとめ

緊張を完全になくすのは難しいでしょう。ですが、緊張しながらも実力を発揮できる方法として、この呼吸法は効果的です。したがって同じ悩みを持つ方は、ぜひ試してみてくださいね。


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