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粕汁~冬の御馳走の美容と健康効果

日本の冬の食卓を彩る定番料理・粕汁は、酒粕の甘くふんわりとした香りと、まろやかな味わいが特徴の栄養価の高い汁物料理です。酒粕に含まれる豊富な栄養素には、血圧上昇の抑制や便秘改善、美肌効果、冷え性緩和など、多くの健康・美容効果が期待できます。今回は、寒い季節にぴったりの粕汁の魅力と、その栄養的価値についてご紹介します。

今朝食べた

かぼちゃ入り粕汁

粕汁

粕汁とは

粕汁とは、その名の通り酒粕を加えて煮込んだ日本の伝統料理です。起源は明確ではありませんが、兵庫県神戸市をはじめとする酒処で古くから親しまれてきました。酒粕にはアルコールが含まれていますが、しっかりと煮込むことで飛ばすことができ、お子様でも安心して食べられる冬の定番メニューとして定着しています。

何と言っても特徴的なのは、酒粕がもたらす甘くふんわりとした香りと、みそ汁よりもまろやかな味わい。具材や作り方は地域によって様々で、鮭や鰤、豚肉に加え、大根やニンジンなどの根菜、油揚げなどが使われます。

例えば宮城県では、魚のアラでだしをとり、キンキやメヌケなどの高級魚を使用した濃厚な味わいが特徴です。一方、京都では豚肉を使い、味噌を使わず酒粕だけで味付けをする独自の調理法が確立されています。


多彩な栄養素が織りなす健康効果

粕汁は、豊富な野菜と組み合わさることで、より一層その健康・美容効果を発揮します。中でも重要な役割を果たすのが酒粕です。ビタミン類やミネラル、タンパク質、必須アミノ酸など、様々な栄養素を内包する優れた食材として評価されています。


自然な血圧コントロールをサポート

酒粕の持つ特筆すべき成分の一つが、アミノ酸やタンパク質から構成されるペプチドです。食品によって異なる働きを示すペプチドですが、酒粕由来のものは「アンジオテンシン変換酵素」の活性を抑制し、血圧の安定化に寄与することが科学的に証明されています。医薬品と比べて穏やかな作用が特徴で、血流改善効果も備えているため、冷え性の方にも好ましい効果が期待できます


腸内環境を整える力

注目すべきは、酒粕の豊富な食物繊維含有量です。100グラムあたり約5グラムと、日常的に摂取する白米の約10倍もの量を誇ります。特に、その不溶性食物繊維は高い保水性を持ち、腸内で膨張することで腸の蠕動運動を促進。

結果として自然な排便を助けます。さらに、善玉菌であるビフィズス菌の増殖を促し、有害物質や余分な脂質の排出も手助けします。加えて、麹菌の発酵過程で生成されるオリゴ糖も腸内細菌叢の改善に貢献する重要な栄養素として機能します。


美容を内側からサポート

酒粕の特筆すべき特徴として、豊富なビタミンB群の含有が挙げられます。このうちB1は心身の疲労からの回復を促し、食欲増進に寄与。B2とB6は肌荒れの改善に働きかけます。とりわけB2は、肌・粘膜・毛髪の細胞再生を促進する重要な栄養素として、健やかな肌と艶のある髪の維持に不可欠です。

また、口内炎の治癒促進効果も広く知られています。さらに、酒粕特有の旨味成分α-EGは、肌細胞でのコラーゲン生成を活性化する作用が確認され、美容製品の原料としても注目を集めています。


全身の巡りを改善

酒粕に含まれるアデノシンという成分には、血管を拡張させる働きがあります。これにより末梢血管まで血液が行き渡り、肩こりや頭痛の緩和、冷え性の改善といった効果が期待できます。さらに、体温上昇作用や睡眠の質を高める効能も報告されており、冷えによる不眠に悩む方にとって、心強い味方となるでしょう。


健康で綺麗になると気分が良い!

『心身一如』と言いますが食は心に多大な影響を与えます。私は食を改善して人生がかわりました。